先日放送されました、「ためしてガッテン」

安心!激うま!カキ完全調理術

の放送内容ですが、私はガッテン出来ません!

image


加熱用、生食用の違いは海域の違い

岸に近いところは加熱用、栄養豊富に育つから美味しい

沖合は生食用、栄養が足りなく美味しくない



それは一理ありますが、すべての生産地がそうではない!

この文言なしに放映するのはいかがでしょうか?




札幌近郊を例とすると、

石狩湾で牡蠣を養殖したとしましょう、

岸に近いところは河口に運ばれるプランクトンはもちろん多いですが、

有機物にまじり、ウイルスの混入も考えられます。

その為、生食用の牡蠣は、沖合で養殖しなければならない
(ここが放送内容)


しかし、
 
寿都湾などでは、川の上流地域の人口が少ない為、

岸に近いところでも、ウイルスが少ない。

なので、上質な生食用の牡蠣を出荷出来る。 





ここの部分をしっかりと放送して頂けていないことに

ガッテンなりませぬ(`_´)ゞ





石狩湾で牡蠣の養殖が行えないとすれば(ノロウイルスの可能性がある)

それは、河川中流域の消費地で行われる汚水処理方法などに問題があるんですよ!

(排水のウイルス処理を出来ていない、下水道の管理は民間ではありません…)


また、河川の上流人口が少ない方が森林も多く、植物プランクトン量も比例して多くなり

河口付近は、貝類他、稚魚などにとっても好環境となるんです



産地によって違いがある
ことをまず前提に、放送して頂きたかったです…

加熱用牡蠣は十分に加熱する、というのは啓蒙も兼ねて良いとは思いますが



北海道に限ってしまえば、

道内で出荷されている、剝き身、殻付きは牡蠣は、ほぼ生食海域で生産されています。



生産者によっては、剝き身を作る時に、傷がついたものを加熱用として出荷する方がいます

これと、テレビで放送された、加熱用と同じものではないんですよ…



また、牡蠣は、ホタテや、ホッキと違い内臓部分も食べる、というところもあるんです



まだまだ、言いたいことはたくさんありますが、

今日のところはこの辺で




札幌牡蠣小屋居酒屋 なごみや一夜

札幌市中央区南4条西4丁目スズランビル別館6階
TEL 011-219-8577
営業時間 月曜〜金曜 17:00〜23:00
土日、祝日 12:00〜23:00

牡蠣食べ放題実施中、単品もOK、飲み放題もありますよ
スポンサードリンク
このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサードリンク

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット